神楽坂らせんさんの新作翻訳・創作用ツール『ファンタジー世界構築のための質問リスト 1』とインタビューが『月刊群雛 (GunSu) 2014年08月号』に掲載! #群雛

2014年7月20日

[作品情報&著者情報] 月刊群雛 神楽坂らせん


「月刊群雛 (GunSu) 2014年08月号」表紙

『月刊群雛 (GunSu) 2014年08月号』には、神楽坂らせんさんの新作翻訳・創作用ツール『ファンタジー世界構築のための質問リスト 1』が掲載されています。これはどんな作品なんでしょうか? インタビューの一部を公開します。





── 異世界構築質問リスト、これに答えられれば完璧?
『ファンタジー世界構築のための質問リスト 1』


まず簡単に自己紹介をお願いします


 神楽坂らせん(かぐらざか・らせん)と申します。
Google+の『本が好き』コミュニティの管理人をしています。同コミュニティの紹介文を集めた『らせんの本棚』をKindleストアで販売しています。
自画像は仲良しのGoogle+ユーザ、樫津りんご(かしづ・りんご)さんに描いてもらいました。

◆『らせんの本棚』
http://www.amazon.co.jp/dp/B00IWP9YL6

◆Google+:
https://www.google.com/105106999084079383977/



この作品の内容を簡単に紹介して下さい


 アメリカのSFWA(サイエンス・フィクション&ファンタジー著者協会)に所属されている Patricia C. Wrede 氏が書かれた、ファンタジー世界を構築するときに考えておくと良い質問リストです。
さすがアメリカ、こういうSFやファンタジー作りのノウハウが作家のみの職人芸ではなく、一般の人が簡単に利用できるようにまとめられています。小説ライティング・マニュアルのようなものが結構あるんですよね。
そのなかでも今回は、特に文系作家が頭を悩ませる「世界構築」についてのクエスチョン・リストを翻訳してみました。
本当は私的利用するために必要なところだけ翻訳していたのですが、これが質問をながめているだけでも結構おもしろいのです。自分では想像もつかなかったポイントがするどく質問されていたり、へえ、そんなこと考えるんだ。なんて。作り手にとっては質問だけでも結構エンターテイメントなんですね。
これを秘蔵していてはもったいない! みんなにも読んでもらって役立ててもらおう!(そして、自分の世界構築のスキをついた質問にザクザクと刺されるマゾ的な快感を味わってもらわなくっちゃ!)
という、とっても利他的なモチベーションで、まことに拙い英語力ではありますが、なんとかかんとか和訳に挑戦してみました。
特にファンタジー作家の皆さんにご利用いただければ幸いです。
全訳は追ってWeb公開する予定ですが、まずは全体の五分の一程度、世界設定から魔法の設定あたりまでの質問リストを掲載させてもらいます。
もちろん、冒頭にもありますように、すべての質問に正確に答える必要はありません。全部に答えていたらそれだけで長編小説一冊分ぐらいになっちゃいそうです。
この質問リストに自分流の質問を付け加えて、ご自身の魅力ある世界構築に役立てていただければと思います。
最後に、私の低レベル英語メールを理解して和訳を快諾いただいた著者の Patricia C. Wrede さん、疲れを知らない機械翻訳のGoogle先生にWeblio翻訳、エキサイト翻訳の皆さん(この三賢者による無料翻訳がなければ、私だけではとても訳せなかったでしょう)に多大なる感謝を送らさせてもらいます。
日本語訳のわけわからなさはすべて私の責任です。原文もSFWAページで公開されていますので、変だなと思ったら原文を参照していただき、私のほうにもご一報いただければ嬉しく思います。

http://www.sfwa.org/2009/08/fantasy-worldbuilding-questions/
By Patricia C. Wrede Copyright (c) 1996

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