神楽坂らせんさんの新作翻訳・創作用ツール『ファンタジー世界構築質問リスト 2』とインタビューが『月刊群雛 (GunSu) 2014年09月号』に掲載! #群雛

2014年8月22日

[作品情報&著者情報] 月刊群雛 神楽坂らせん


月刊群雛 2014年09月号

『月刊群雛 (GunSu) 2014年09月号』には、神楽坂らせんさんの新作翻訳・創作用ツール『ファンタジー世界構築質問リスト 2』が掲載されています。これはどんな作品なんでしょうか? インタビューの一部を公開します。





── 異世界構築質問集パート2、人々と風習編!
『ファンタジー世界構築質問リスト 2』


まず簡単に自己紹介をお願いします


 名前:神楽坂らせん / (ふりがな)かぐらざか・らせん
https://plus.google.com/105106999084079383977/
Google+の『本が好き』コミュニティの管理人をしています。同コミュニティの紹介文を集めてKindleストアで販売しています。先日ようやく第二集も発売開始しました。よろしくお願いします。
自画像は仲良しのGoogle+ユーザ、「樫津りんご」さんに描いてもらいました。




この作品の内容を簡単に紹介して下さい


 アメリカのSFWA(サイエンス・フィクション&ファンタジー著者協会)に所属されている Patricia C. Wrede 氏が書かれた、ファンタジー世界を構築するときに考えておくと良い質問集です。
今回は先月の『月刊群雛』掲載の世界・物理法則・魔法に関するリストの続編、「人々と風習」に関する質問リストをお届けいたします。

前回よりぐっと人間に近づいた質問集で、文化的な観点が興味深いですね。
著者のPatricia氏はもちろん米国の方ですから、米英文化圏から見ると日本等のアジアも十分「異世界」なんですよね。翻訳について問い合わせをした際、その点を面白がってくださっていたように思います。訳していて、ああ、海外から見ると日本もやっぱりファンタジーワールドなのだなあと、異世界の住人としてちょっぴりメタなSF感覚が味わえました。
こんな感覚、読者の方にも感じていただけると良いのですけれど。
ともあれ、こうした文化の違いを理解せずにひとりよがりな世界を作らないためにも、質問リストは有効なのではないかと思います。
前回のリスト1と合わせて、特に作家の皆さんにご利用いただければ幸いです。
全訳は最終的にWeb公開する予定ですが、まずは『月刊群雛』に引き続き掲載させていただく予定です。

最後に、私の拙い英語力を信頼して和訳を快諾いただいた著者の Patricia C. Wrede さん、疲れを知らない機械翻訳のGoogle先生にWeblio翻訳、エキサイト翻訳のみなさん、誤字脱字誤訳チェックを怒涛の勢いで行ってくださった『月刊群雛』校正チームの皆さん(特に竹元かつみ様! もう足を向けて眠れません)に大いなる感謝を贈らせていただきます。
日本語訳のわけわからなさはすべて私の責任です。原文もSFWAのページで公開されていますので、変だなと思ったら原文を参照していただき、私のほうにもご一報いただければ嬉しく思います。


この作品はどんな人に見て欲しいですか?


 あらゆるファンタジー、SF、ゲーム等の作家さん、そしてテーブルトークRPG等のマスターさんに。

神楽坂らせんさんの新作が掲載されている『月刊群雛 (GunSu) 2014年09月号』は、好評発売中です!